前回記事を書いてから、もう少し植物について勉強しました。
どの波長がいいのかを。
図書館で「LED植物工場」って本を借りて読みました。
8割ぐらいは私の知りたい内容と関係ない話でしたが。。。。
内容を要約しますと、
植物の葉緑体にはクロロフィルという光合成色素があり、これが受け取った光によって、根から吸った水を分解して、空中の二酸化炭素を有機物に変えて育つみたい。このクロロフィルも2種類a,bがあるみたいです。
その色素が吸収する光の波長が下記のグラフのようになっています。
このグラフから青と赤の光が必要と言われています。
青が450nm近辺、赤が660nm近辺が良いとされています。
ただ、これだけでは足りず最近では730nmの遠赤色光も必要と言う話があるそうです。
↓に情報があります。
東大,遠赤色光に光合成促進効果を発見 | OPTRONICS ONLINE オプトロニクスオンライン
植物が光を感じる仕組み | みんなのひろば | 日本植物生理学会
上記を踏まえて育成LEDの再調査をしました。
私が植物育成LEDに必要と思う条件
・フルスペクトルであること
・波長データがあること
・光合成に必要な420,660,730nmをカバーすること(730nmをカバーするLEDはないかも。)
中国製品でもたまに波長データを提示しているメーカーもありますが、不安なので日本製で探しました。
色々調査した結果、ボルクスジャパン製のGrassyLeDio(グラッシーレディオ) RX122 Sunsetにすることにしました。
決定理由は以下の通り。
- フルスペクトルの波長である
- UV光である400nmから波長がある
- 光合成に必要な波長にピークがきている
前回の記事ではRX122 のフレッシュにする予定でしたが赤の波長が弱いので赤が強いサンセットとしました。
波長グラフは下記の通り。
欠点としては光の色が、赤っぽくなってしまうことかと思います。
私は育成する点を重視したのでSunsetを選びましたが、フレッシュであれば太陽光に近い色の光になるので植物が綺麗に見えます。
ついに悩みがスッキリしました。
多肉直物、塊根植物にボルクスジャパン GrassyLeDio RX122を使用したブログとかの情報が無かったので心配ですが、実験も兼ねてやってみようと思います。
明日買う予定です。
15000円です。高いなー。。。。
実験結果は追って記事にしていこうと思います。
参考になるサイトが以下にありましたので紹介しておきます。
本で読んだ内容がコンパクトにまとめられていて参考になります。
この商品も気になるけど高いので今回は見送りです。
前回記事