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種子の保存で失敗しないために3つの大事なこと

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種の保存方法が自分がネットで調べた内容とちょっと違っていたので、備忘録的にまとめました。ちょっとまとまりに欠けた文になっていますがご了承ください。

全部の種があてはまるのかは分かりませんが、おそらく問題ないと思っています。

 

 

参考文献↓

www.seibundo-shinkosha.net

 

 目次

 

寿命

まず、寿命について。

なんとなく種にも寿命があるとはみなさんも思っているとは思います。

種の寿命は植物の種類によって変わる様です。

・長い種類のスイカなどは4~6年

・短い種類のエダマメなどは1~2年

となっています。

逆に考えれば1年はどの植物の種も保存方法が正しければ生きていそうです。

 

 

温度・湿度

温度については、ネットで調べると冷蔵庫に入れるのが良いってとこまでは分かりました。

が、

野菜室が良いや、冷蔵室が良いなどの情報があり、冷蔵庫の場所がなかなか正解が分かりませんでした。

参考文献を調べた結果、結論から言うと冷凍室冷蔵室が良いです。

あと、野菜室はダメなようです。

なお、保存温度が5℃下がると寿命は2倍になるいわれています。

 

冷蔵庫の各部屋の温度・湿度は下記のようになっています。

(メーカーによって多少異なるかも。)

  • 野菜室:温度5~7℃ 湿度60%以上
  • 冷蔵室:温度1~5℃ 湿度30%
  • 冷凍室:温度-18℃

 

野菜室と冷蔵室って何が違うの? 野菜コラム

高湿度機能を備えた冷蔵庫は60%から90%くらいになりますが、そうでないものは20%から50%くらいのようです。

冷凍室

種は温度が低い方が長持ちしますので冷凍庫が一番良いです。

しかし、十分に乾燥している必要があります。

冷凍するまえに1~2日冷蔵室に入れて、乾燥剤を同梱して乾燥度合いを高める必要があります。

水分が残っていると氷になって種を痛めてしまいます。

 

冷蔵室

湿度が30%程度なので適しています。

温度も1~5℃です。

この温度・湿度であれば十分種の寿命を延ばせます。

 

野菜室

生野菜は乾燥が大敵なので野菜室は湿度が高く設定されているようです。

湿度は60%以上になっています。

種の好適保存湿度は30%以下なので野菜室は湿度が高すぎて保存には向いていません。

 

保存方法まとめ

種の保存の基本は

冷蔵庫 + 乾燥剤 + 密封

です。

そして、冷蔵庫の中でも冷蔵室冷凍室に入れることが重要。

 

要点(ハリントンの法則)

  • 種子含水率が1%上がると寿命は半分に
  • 保管温度が5℃上がると寿命は半分に

 

私は野菜室に保存して満足していました。。。。

ギガスの種の発芽率が落ちたのはこれのせいかも。。。。。

みなさんも気を付いてください。

 

 

 

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