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これを知らないと植物育成ライトを語れない|植物育成ライトの真実 しくみを解説

植物育成ライトがどのような作りになっているか解説します。

これでライトの選定が楽になると思います。

※私が予想で書いている箇所もありますので、間違いがあるかもしれません。ご了承下さい。 

 

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目次

 

植物育成ライトの作り方

育成ライト製造メーカーLEDチップメーカーが製造しているLEDを選定して育成ライトを設計する。

設計時にどのような波長・光の強さにするか考えLED選定を行う。←ここが製品の特長を出せるとこ。

選定したLEDを駆動させるための電気回路を設計し、耐久試験・安全試験を行い製品化する。←中華製品はこれが不安ですよね。。。

育成ライト製造メーカーはLEDメーカーから買ってきたLEDを設計した回路に接続し製造を行う。

 

LEDの種類

植物育成ライトに採用されるLEDの種類は

COBSMDの2種類があります。

 

SMD

Surface Mount Device 表面実装型の略です。

これは1個1個のLEDが光るタイプのことです。

↓こんな形のモノです。

 

SMDチップメーカーが

LEDチップ(発行体)の上に蛍光対を塗布して波長を調整して製品を作る。

例えばLEDチップ青色に発光し、

その光を受けた蛍光体が赤と緑に発光することで

白色のSMDチップが作られたりする。

 

育成ライト作成メーカーとしてのメリットデメリット

メリット

 小さいのでフレキシブルにできたり、数を調整することで輝度を調整できる。

 育成ライトのように必要な波長がある場合は、

 色々な組み合わせを行い波長の特徴を出せる。

 IRやUV-Aを入れることも可能になる。

 育成ライト各メーカーでの味付けがし易くなる。

 

デメリット

 1つ1つの輝度が低いため、明るくするためには多くの数が必要になる。

 

COB

 COBはチップオンボードの略です。

 

下図のような構造になっています。

difference03.jpg

https://goodgoods.co.jp/difference.html から抜粋

 

多くのLEDチップを並べ、

その上に蛍光体を塗布し波長の調整をする。

COBチップメーカーが

LEDチップ(発行体)の上に蛍光対を塗布して波長を調整して製品を作る。

 

育成ライト作成メーカーとしてのメリットデメリット

メリット

 SMDチップよりも放熱効率が高いため高輝度製品を作製できる。

 

デメリット

 SMDよりも高価になる。

 育成ライトメーカーで波長を変更すること難しい。SMDチップを追加で付けるか、高価なCOBチップを追加する必要がある。いずれにしても価格が上がる要因となる。

 

まとめ

育成ライトメーカーはLEDを買ってきて付けているだけなので、性能は採用するLEDチップ次第になる。ただ、特注でLEDチップを作製してもらい製品にしている会社もあるかもしれないが、育成ライトの市場規模から考えるとあまり無いように感じられる。←これはあくまでも予想です。

例としては下記のCOBチップ1つ付ければ育成ライトは完成する。

・sunlikeシリーズ

http://www.seoul-semicon.co.kr/upload2/Pre_Specification_SAWS1566A_Rev0.3_170906.pdf

DIYもできるような気がしますね。

そのうちやってみようと考えています。 

 

どのLEDを採用しているかだけなので、中華製でも波長情報があれば問題はないと思いますが、中華製は電気回路の耐久性・安全性を考えているか分からないので不安ですね。可能であればPSEマークの付いた製品を購入した方が良さそうです。

 

 

 

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