今回は書籍紹介です。
題名:珍奇植物 ハビタットスタイル
著者:Shabomaniac! (著), 河野 忠賢 (著)
shabomaniac!さんと河野 忠賢さんの二人での書籍となっています。
私の中ではサボテン・多肉植物界の2大巨塔です。
その二人の書籍、当然読みますよね!
↓これです。
Shabomaniac! (しゃぼまにあっく)
幼少よりシャボテン・多肉植物に惹かれ、栽培歴40年の園芸研究家。
幅広く様々な科、属の植物を育て、栽培困難種の実生や新種の輸入にも早くから取り組んだ第一人者。
自生地の植物や実体験に基づく栽培法などをブログで紹介している。
著書に『シャボテン新図鑑(日本文芸社)』『珍奇植物ビザールプランツと生きる(日本文芸社)』『多肉植物サボテン語辞典(主婦の友社)』。引用元:amazon
河野 忠賢( こうの ただよし)
幼少の頃から植物に触れ、多肉植物に傾倒する。
自身のブランド「The Succulentist 」では、多肉植物の背景にあるストーリーを踏まえた植物の販売やプロダクトの製作を行い、
原産地と園芸を繋ぐHabitat Seriesという新しい世界観を探求している。
また、東京大学大学院理学系研究科発生進化研究室に所属し、サボテン科の棘の研究も行う。引用元:amazon
こんな方にオススメの記事です。
- 多肉・塊根植物をかっこよく植えたい
- 現地の植物が好き
- 一歩先の園芸を知りたい
目次
内容紹介
各植物の自生地での様子の説明・画像にあわせて、サーフェスサンドで現地風に植えられた植物の写真と言った感じです。
サーフェスサンドとは河野氏が手がける商品で現地の砂を模した砂となります。
詳細はこちらに。
↓
ハビタットスタイルを読んだ感想
サーフェスサンドを売るための書籍かな?っと思い購入してみました。
その通りなのでご注意ください。(いい意味です!)
どれも思ったより完成度が高くかっこよく表現されています。
で、それを見てると自分もやってみたくなります。
完全にやられましたw
サーフェスサンドだけでなく石も販売されています。
これも買わないと完成しないっしょって思います。
出費がかさみますね。。
でもやりたい!
時間ができたら自分も挑戦しようと思います。
うまくできるか分かりませんが。
↓こんな感じ
なかなか面白い本です。
ただ、
余計な出費控えたいひとにはこの本はオススメできません。
いろいろ欲しくなってしまいますので。
ご注意ください。
他の品種を説明しているだけの本とは一線を画しています。
園芸の楽しみ方をひとつ増やしてくれました。
新たな1ページがここにあります!
さすが崇拝する2大巨塔の作品でした。
さいごに
最後に河野氏の言葉をひとつ紹介しておきます。
我々の園芸という活動は、元を辿れば必ず自然から何かを拝借するところから始まっている。園芸と自生地が断絶せず、長く付き合い続けることのできるバランス、0/1での禁止ではなく、自生地の持続性を保ち、また園芸という文化が醸成されていくことが重要ではないだろうか。
引用元:ハビタットスタイルp51
昨今の多肉・塊根植物のブームで輸入されてくる植物が増えていると感じています。
ただ、植物も無限にあるわけではありません。
珍しい植物の個体はかなり減少してきています。
このことについて一人ひとりがしっかりと考え植物と向き合うことが必要だと私も感じています。
上記の引用した部分はまさにそれを言葉にしてくれた感じがしてくれて、頭の中がスッキリとしました。
人間は地球から多大な恩恵を受けて生活しています。
そのことを忘れずいきましょう!
そして、楽しい植物ライフを送りましょう!
最後はちょっと話が逸れました。
紹介した「珍奇植物 ハビタットスタイル」この本はとても面白い一冊となっています。
今年読んだ植物関連の本で上位に食い込む作品でした。
みなさんも是非読んでみてください(^^♪
■その他オススメ書籍
この本を読めば植物の基礎がすべて分かります。
この本もいろいろと分かりやすい一冊です。