最近やっとパキプスの種子を発芽させることができました!
長かった。
私と同じように
『パキプス種子発芽しないんですけどー!』
ってひと多いと思います。
そう言った方のために私のやった方法を紹介します。
これでパキプスの発芽率が大幅にアップすると思います!
目次
今まで50粒ぐらい撒いて発芽ゼロだったので諦めていましたが、
最近蓋を外すと発芽しやすいってことを聞いたので実践してみました。
その流れは以下の通り。
①パキプスに種子を水+メネデール+殺菌剤に浸ける(12-24時間)
②果肉を取り除く
③紙やすりで削る
④蓋を外す
⑤水+メネデール+殺菌剤に30分程度浸ける
⑥土の上に置く
⑦祈る
これだけではちょっと分かりにくいと思うので、順を追って詳細を説明していきます。
パキプス種子の購入
まずはできるだけ新鮮な種子を購入することが重要となります。
ただ、種子は購入してみるまで分からないのが難点です。
基準としては、
果肉の付いた種子を選んだ方が発芽率が高い印象です。
私はプラントブラザーズさんの種子を買いました。実つきって書いてあるから分かりやすいですね!
↓
蓋を外す前の前処理
種子が届いたらまずやること
水+メネデール+殺菌剤に浸ける
12~24時間程度メネデール+殺菌剤に浸けます。
殺菌剤はダコニールかベンレートを使っています。
ベンレートは小分けの袋に入っているので便利です。
ダコニールは液体なので容器に入れやすいです。
サボテンの種子には使わない方がいいと聞いたことがあるので、サボテン種子以外に使用しています。
果肉を取り除く
届いたときはこんな感じに黒っぽい果肉が付いています。
このまま蒔くとカビるので綺麗に取り除きます。
メネデールと殺菌剤の水に浸けて、12~24時間経ったら、
種子を指で摘まんで押すとスルッと皮がとれます。
これで、終わりかと思ったら違います。
まだ、種子のまわりには果肉が付いていますので、それも取り除きます。
取り除く時は、荒い紙やすりを使っています。
指で摘まむかピンセットで摘まんで紙やすりにゴシゴシすれば取れてきますので、周りの果肉を全部取ります。
↓こんな感じになります。
精密ナイフで蓋を外す
ついにここから蓋を外す儀式です。
使う道具はこれが便利です。切れ味がいいことと力加えやすい。で、100円。
ダイソーに売っている精密デザインナイフ。小さいモノを選ぶといいと思います。
蓋を探すのが初めはちょと苦労するかもしれません。
削ると下の画像の青矢印の箇所のように丸く囲われている箇所が出てきます。
この矢印の箇所が蓋です。
精密ナイフを使って、
線に沿って切り目を入れて出来るだけ下から上にえぐる様に力を入れます。
間違えて中に刺さってしまわないように注意してください。
指も切るかもしれないのでその点も気を付けながらやってください。
蓋が外れるとこんな感じになります。
↓
蓋を外した後の処理
蓋を外したら、新しい水+メネデール+殺菌剤に浸けます。
ここは30分ぐらいでOKです。
土の上に置く
置き方
次に土の上に置きていきます。
蓋の空いている方を上に向けて置いていきます。
分かりにくいですが、こんな感じに置きます。
乾燥はあまりよくないけど、密閉もカビそうだったので少し隙間のあいた蓋ぐらいがいいと思います。
用土について
私が使っている土はいつもの用土の上にバーミキュライトの細かいやつを1cmぐらい入れています。
いつもの用土は下記の記事にあります。
温度について
温度に関しては高い方がいいと思います。
私の環境は20-30℃の環境です。
3月の上旬にやった時はヒートマットのみだったためか、発芽したあとに枯れてしまいました。発芽後のことも考えると最低気温が15℃以上を保てる環境にした方がよさそうです。
オペルクリカリアパキプス種子の蓋を外す方法まとめ
蓋を外してパキプスの実生にチャレンジしてみてください。
①パキプスに種子を水+メネデール+殺菌剤に浸ける(12-24時間)
②果肉を取り除く
③紙やすりで削る
④蓋を外す
⑤水+メネデール+殺菌剤に30分程度浸ける
⑥土の上に置く
⑦祈る
発芽率は鮮度が一番重要かと思います。
直接自分で輸入するのも一つの手ではあります。
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他の種子の発芽方法についてもイロイロ書いてます。
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