冬越しで気になる、
徒長について書いていきます。
徒長とはOxford Languagesによると
《名・ス自》(栽培植物の)むだな生長。作物や茎・葉や植木の枝がむだに伸びること。
つまりは、不健全に成長しひょっろと長くなってしまうことですね。
徒長の原因は、
- 弱い光
- 水のやりすぎ
- 肥料の与えすぎ
- 風通しの悪さ
の4つぐらいあります。
私はこの中でも光が特に重要と考えています。
なぜなら、
光が強ければ水、肥料が多くても徒長まではしないと思います。
植物の種類によっては水をやると枝等が伸びすぎ形が悪くなってしまうことがありますが、これは健康に伸びているので徒長とはちょっと違うと考えています。
特に重要そうな光について考えていきます。
読むのが面倒な方は、まとめにすべて書いてありますのでそこを読めば分かります。
光の強さ
これは誰もが知っていると思いますが、
強い光を与えれば徒長はしません。
一般的に多肉植物はPPFD500μmol/m2/s以上必要と言われています。
なので、
植物育成ライトではこのPPFDを注意して購入する必要があります。
値が小さい場合は植物との距離を近づけるなど工夫が必要です。
光の質
光が強い方がいいがどの波長が強い必要があるかと言うと、
特に赤色の波長が重要と考えます。
遠赤色はできるだけ少ない方が良いです。
遠赤色光は葉っぱに吸収されずに透過します、赤は葉っぱに吸収されるため地面近くにある小さな植物には遠赤色光の割合が多く届きます。
その場合、植物は自分が他の植物の下にいると判断して、
光を求め上へ上へ伸びていきます。
これで徒長してしまうのです。
紫外線
紫外線は植物にも良くなさそうですが、UV-Aであれば良いそうです。
徒長を抑える働きをします。
まとめ
光を特に気を付ける必要があります。
- PPFD500μmol/m2/s以上
- 赤色光は多めにあった方がいい
- 遠赤色光は限りなく0に
- 紫外線UV-Aもあると良い
これを意識して冬越しをしましょう。
これをすべて満たすライトはVolxjapan RX122 sunset です。
これはなかなか優れている商品だと思います。
ちょっと高価ですが。
Grassy LeDio RX122 / グラッシー・レディオ RX122|製品情報|ボルクスジャパン
私も使ってます。レビューは以下にあります。
参考文献