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【植活もSDGsが重要です!】グラキリス・パキプスを個人輸入したい人へ

この記事は個人輸入をしたい人、している人に伝えたいことがあり書きました。

 

最近、

インスタで植物を販売している人が増えました。

誰でも輸入できる時代ですからね。

 

ボスウェリア ネグレクタなどはタンザニアからめちゃくちゃ入るようになりました。

しかも、

ソマリアからコミフォラ ドレイクブロックマニーまでも入ってきます。

 

現地の業者のインスタを見ると大量の抜かれた植物がアップされています。

なにか複雑な気持ちになります。

一つの品種でおそらく何千とういう数が現地から抜かれて日本に来ていると思います。

それも、正規のルートで採れられているか分からない植物たちが。

 

↓こんな感じに

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例えばこの画像の無造作に置かれている植物たちは、ワシントン条約の付属書Ⅱに記載されている植物ユーフォルビアです。名前を変えて輸出されることが大半です。

現地の業者は平気で名前変えれば大丈夫だよってわけのわからないことを言ってきます。

 

※ちなみに、グラキリスもパキプスもワシントン条約の付属書Ⅱに掲載されています。

 

このペースで植物たちを乱獲していたら絶滅するように思います。乱獲のスピードが速いため、RedListに載るころにはもう個体が激減している状態でしょう。調査が遅れていると考えています。

 

人間の欲望は尽きません。

このまま絶滅するまで採りつくすのでしょうか。。。。

なんとかしたいですね。

↓こうならないためにも

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ここまで書きましたが、私も植物を輸入し販売ている一人です。

植物を採って鉢に植える、これ自体は問題があるとは思っていません。こうした、楽しみを産み出し人間は今日まで生きてきました。

こうした楽しみを長く永続的に続ける環境を作ることが重要に思います。

そして、節度をもって輸入することが重要です。

 

じゃあ、私になにができるのか?

と考えました。

・影響力は小さいですがこのブログで啓蒙活動する。

環境保護団体に寄付をする。(販売した売上の1%を寄付することにしています)

・発根技術を向上させ枯れて死んでしまう植物を減らす

・現地球だけでなく実生の楽しさを伝える

この4つの行動していきたいと思います。

 

節度をもって輸入して、

現地の植物が持続可能な環境を創りたいですね。

 

10年後も現地の多肉植物たちが生きているように願うばかりです。

 

植物好きには頭の痛い話をして申し訳ありません。

でも、知ってもらいたかったから書きました。

こういった現状すらもしらないで植物を育てている方が多いと思います。

少しでも植物好きに現状を知ってもらい、一人ひとりが現地のことを考え行動すればきっと多肉植物たちが絶滅しない環境ができると信じています。

 

 

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