今回は久しぶりにLEDの話をします。
今回は照射距離について科学的に考えます。
これを読めばあなたのライトの照射距離マスターです。
ってそれほど難しい話ではないですが。
目次
読むのが大変かもしれないので最初に結論を言います。
以下の3点に気を付けることが大事です。
・記載のPPFD値は何センチなのか
・自分の環境(棚など)でどのくらいの距離で使用できそうか
・植物によっても違いがでるから気を付ける
それでは、詳細を説明していきまーす。
距離の逆2乗の法則
この法則は
「光のエネルギーの強さは光源からの距離の 2 乗に反比例する」という法則です。
難しい話は辞めておきますが、
簡単に言うと光源からの距離が1mの場所から2mの場所へ移動すると光の強さが1/4になると言うことです。
ここで言いたいのは単純に距離に反比例ではなく2乗に反比例すると言うことです。
ザックリ言うと
距離を半分にしたら光は倍以上になるってことです。
↓計算式はこちらを参照
育成ライトの仕様(SPEC)を見る
仕様を見るとPPFD値が記載されていますが、
これを確認するときは距離も一緒に確認が必要です。
メーカーにより照射距離が違う状態にてPPFD値確認し、仕様書(SPEC)に記載しています。
業界標準を作ってくれると比較が簡単なのですが。
なので、
PPFDの値だけ見てこちらの方が強いとか弱いなどの判断ができません。
まず、PPFDを確認したら
照射距離が何センチでの結果なのかが記載あるかを調べます。
光について知識のあるメーカーであれば照射距離もどこかに記載があります。
記載がないメーカーは気を付けた方がいいです。
敢えて出していない。
知識がない。
この2点が考えられるためです。
ちなみに、
植物育成ライトの仕様を見るときはLuxではなくPPFDにて確認が必要です。
Luxは人間の目に合わせられた単位です。
植物に合わせられているPPFDでないと意味がありません。
照射距離を決める
植物によって心地よい光の強さは違います。
植物に合わせた照射距離を考えるといいと思います。
私の場合は場所によって照射距離を別けています。
植物の様子を見て徐々に決めていけばいいでしょう。
PPFD値が小さいライトでも距離を近づけて使用すれば問題なく使えます。
照射面積が小さくなる問題がありますが。
光弱いライトの方が近くから照射できるので、
棚の段数を増やすこともできます。
ちなみに、
私は10cmぐらいで照射しているスペースがあります(^^)
ご自身の植物スペースに合わせてライト選定、距離選定をするといいかと思います。
まとめ
育成ライトを購入する時は以下を確認する。
- 記載のPPFD値は何センチなのか
- 自分の環境(棚など)でどのくらいの距離で使用できそうか
- 植物によっても違いがでるから気を付ける
照射距離も重要ですが、一番重要なことは光の質です。どのようなライトが一番いいのか関連記事に詳細な記載があります。この記事を読めば完全に理解できると思います。
ぜひこちらも参考にしてください。
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私の最近のお気に入りのLEDはこちらです
色温度3500Kなので赤の波長が強めのライトとなります。
青波長が多いとちょっと使いにくい印象があるため私は赤が多めが好きです。
成長も早いように感じます。
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本当は言いたくないことも書いてます。
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